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2021/08/28

中日新聞 今週のことば   尾畑文正  ポルトガル語・英語翻訳付き 「私は花火の事を考へてゐたのです。我々の生(ヴィ)のやうな花火の事を。」 芥川龍之介「舞踏会」

2021/08/11

まるでもんじゃ焼き!? ブラジルの左官職人の見事な技! お寺の改修が少し進みました。

今回はブラジルの左官職人を紹介いたします。

Jeanさんは穏やかで的確に丁寧にお仕事をされます。このような素晴らしい職人を見つけるのはかなり難しかったです。それは私が日本人だからではなく、地元のブラジル人でも困っている事情があります。 それはこういう職人は特に大きな看板を出しているわけではなく、人づてで紹介されることが多いのですが、その腕に大きな差があって仕事ができる人とあまり丁寧でない人の差が大きいのです。私がブラジルに来て14年、ここマリリアに来て8年目になりますが、ずっと地元に住んでいる方でさへ、仕事がきっちりできる職人を見つけることの難しさをよく語ります。

 ここ最近になってご門徒の一人が紹介してくださる方がことごとくいい職人で助かっています。いい職人とは、1、時間を守る。 2、見積もりを守る。 3、品質を守る。
この三つだと思います。


1、時間を守る。

 もう電話をして見積もりの日取りを決めるのですが、そもそもその日時に大幅に遅れる、もしくは来ないということが結構あります。 電話しても詫びることなくまた次の日を決めてこない! ということもあるのです。 信じられないでしょうが本当の話です。
 見積もりをして仕事始めの日取りも守らず、急に用事ができて工事半ばでほったらかしになることもありました。
今回の左官職人も家事職人もそういうことが全くありませんでした! ありがたかったです!

2、見積もりを守る。

 これは小見出し通りで、後でこれがいるとかあれがいると工事半ばでいう人もいます。しかし、これはお寺も相当古いので、思ったより難工事になるということもあるようです。最初は腹が立っていましたが、こういう経験を積んで見積もりよる20%くらい出費があることを覚悟して最近はお願いするようになりました。

今回の職人たちはそのミスが全くありませんでしたが・・・・ やはりできる職人は見積もりも確かなのだと思います。

ちなみに今回の工事には左官と鍛冶で約800レアルかかりました。日本円に換算して約17000円くらいです。(2021/08/10現在)

動画では、まるでもんじゃ焼きを作るようにセメントを混ぜています。
セメントを混ぜるハコを使っていないのがすごいです!

3、品質を守る。

 これも見ての通りですが、改修してもすぐに壊れるとか、雑であるとか、そもそも直ってなかったなんて場合もあります。見積もりの安さで選んでは行けません、やはりこれは運ですが、その道の詳しい人に出会うという幸運に恵まれるまで痛い経験を積むということでしょうか。
 
 今回の回収に来てくださった方は皆さん丁寧で、人当たりもよく、私たちが望んだ以上に「ここも直しておくね」と、お金儲けとは他に仕事自体に誇りを持って取り組んでいる姿勢が美しかったです。私もこのようにありたいと思いました。

それではその様子を動画でご覧ください!



「ブラジル・シュウちゃんねる」



これでご門徒さんも安心して階段を登ることができます。
ありがとうございます。🙏




2021/07/31

ブラジルの鍛冶職人。鉄の匠の腕を見て!お寺の門前に手すりが付きます。錠前も治りました。

お寺の門前の手すりが出来上がりました! 



 お寺にお参りされる方の中には3段の階段でも手すりがないと上り下りが困難な方がおいでになります。その方のために手すりを設置する話はずっとしていたのですが、お金の問題もありなかなか進めることができませんでした。昨年はお寺の塀とガレージの修復をして見積もりよりお金がかかって大変でした。今年も引き続きコロナ騒動でお金の工面に困っていたのですが、コロナ手当やご門徒の志のおかげでやっと手すりの設置に踏み切る運びとなりました。トータルの値段は今のところ。。。



320レアル=7000円くらい

(2021/07/30現在のレート)ですが、この後にペンキ塗りや設置するための左官工事があるのであと150レアルくらいを覚悟しています。日本の方はなんだ安いじゃん?と思われるかもしれませんが、物価が違うので5倍くらいかけてください。また動画でも述べていますが良心的で腕の良い業者を探し見積もりをもらい、実際に工事を始める状態になるまでの苦労は並大抵ではありません

今回は技術も心も素晴らしい気遣いの方に出会えて幸せでした。



お手伝いの若者も状況をわかって細やかにお手伝いしていました。


素晴らしい腕前と誠実な心を持つ鍛冶職人

動画を見て欲しいのですが、素人の私ですが作業姿を見学していると確信を持って注意を払い誠実に作業する姿に見惚れてしまいました。作業中に飛び散る火花にまで精神が宿っていました。お願いしていない部分まで自分から申し出て直してくださいました。もちろん料金はそのままです。言葉遣いも誠実で、お手伝いする若者も細やかにお手伝いしていました。

ブラジルの鍛冶屋さんの匠の技をご覧ください。


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車もカッコよかった!





2021/07/30

ブラジルのお寺もインターネット配信の波が。時と場所を超えて会える

ブラジルのお寺もネット時代がやってきた

マリリア真宗本願寺


私はブラジルのマリリア市のお寺に来て8年目になります。その前は6年間サンパウロ氏のお寺にいました。

私自身はコンピューターとかインターネットとか新しいものが好きなので、ブラジルに来る前からお寺の様子をインターネットで配信していましたが、コロナ騒動が始まってからは、インターネットに批判的だった人までネット配信に力を入れるような時代になってきました。

今回は私が兼務しているバウル市のバウル南米本願寺の28日の親鸞聖人のご命日の様子です。これは地元のお寺の会議でネット配信をしようと決定されて行っています。それまではお寺に来る人数人でお勤めしていました。コロナ前も集まる人数は少なかったのですがコロナになってからは激減!一時期はもう法要自体をやめようか?という話にもなったのですが、続いてきました。先月の会議で会長のアイルトンがWhatsAppグループを作ってそこに法事の映像を流せばコロナが怖くてお寺に来ることができない人も参加できるということで始めることになりました。


SMSのメリットは時間や場所を超えて出会えること


WhatsAppとはブラジルで主流の日本でいるところのLINEのようなアプリです。ブラジルではフェースブックと同じくらいかそれ以上に使っている人は多いと思います。お寺の会員の平均年齢は高いですが、多くの人が使っているのです。そこに録画した動画をYouTubeにアップしてリンクをシェアしています。閲覧するのは今のところ20人から50人程度ですが、もしお寺に20人50人の人が来るということになればそれは多いのです。 普段のリアルの人数は5人ですから数倍の人数になります。

 さらに時間を気にせず閲覧しますし、何度でも見ることができます。実際に会えないのが残念ですが、これをきっかけに実際にお寺に行こうと思う人も出てくると思います。

実際今日はここマリリアのお寺にリオ在住の方が見学においでになりましたよ。これも私が地元ママリアのお寺でも毎日YouTubeに配信したり、フェースブックやGoogleマップにも、お寺の情報を流しているので興味のある人が検索して問い合わせてくださるのです。

というわけで模索しながら配信の内容なども考えていきたいと思っています。是非ご覧ください。

 


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Google mapa https://goo.gl/maps/Vy3byseZagNmqXSf8 Templo Nambei Honganji de Bauru Av. Castelo Branco, 7-50 Vila Independência Bauru SP CEP 17052-000 Responsável: Rev. Shu Izuhara (14) 99731-5598 Contatos: Sra Fábia (14) 98834-9950 Ritos mensais e palestras, confira nosso calendário.

バウル南米本願寺

2021/07/26

ブラジルのお寺でサボテン市 たくさんの人出にびっくり 

お寺でサボテン市が開催されました。 

 70年のお寺の歴史でサボテン市の開催は初めてだそうです。この催しは場所をお貸ししただけで、お寺の主催ではありません。それにしてもコロナの影響もものとぜずたくさんの来客にびっくりしました。みなさん箱買いするんですよ!いわゆる大人買いです。若い人も数人来て箱買いをしていました。



 主催者の中島さんのお話を聞くと、普段はマリリアのフェイラ(朝市で道を封鎖して行われる市場)サボテン売りをしているそうです。今回は雨が降っても大丈夫な場所を探してお寺においでになったそうです。チラシも配ってないしフェースブックやブラジルの主流のSNS WhatsAppを使って少し宣伝したくらいなのですが。朝の9時から夕方の4時まで、延べ200人くらいの人出になったのではないでしょうか?もちろん消毒、マスク、密にならないように規則を守りました。



30人以下の入場で入れ替わり方式での催しでした。


お父さんから受け継いだ商売のコツ 

主催の中島さんのお父さんも商売人だったそうですが、「一俵のお米を売って10稼ぐよりも二俵の米を安く売って10稼ぐ方が人に喜ばれるし自分も豊かになる」という教えを実行してよくそのようにお話しされていたそうです。だから自分も安くたくさん売って喜んでもらいたいとおっしゃっていて感動しました。
 中島さん自体は定年退職をして趣味でサボテンを集め、栽培していたそうです。そのうち多くなってくるサボテンを友人にあげていたら評判になり、売って欲しいという人が増えて安く売るようになったのが始まりのようです。
 サボテンを売って生計を立てている仲間たちを助けつつサボテンを通してコミュニティを広げている姿に心を打たれました。

 お寺が、先のうどんまつりに引き続きにぎわって嬉しかったです。 孫のニコラスも興味津々でした。おばあちゃんに一鉢選んでもらって大満足!




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お寺でのうどんまつりの様子はこちら https://www.brasilsanpo.com/2021/07/2021710.html


2021/05/03

youtube お勧め紹介 沖縄の粟国島 ユタの言葉と  ゴリ★オキナワ 


今日YouTubeで粟国島の旅を見ました。『洗骨』という風習があるそうです。

ユタのおばあちゃんが登場して極楽浄土という言葉会話に中でサラッとおっしゃってびっくりしました。島の中にこの世と、あの世の境があって西はあの世でお墓があるんだそうです。現地の信仰と阿弥陀仏信仰が混ざっているようです。 


浄土真宗のお寺の沖縄の歴史は結構古く、沖縄の有名な踊りエイサーは念仏踊りと沖縄の踊りがミックスされているという話も聞いたことがあります。ここブラジルでは沖縄移民の方もたくさんおいでになり、私の妻ファビアのおじいちゃん、おばあちゃんも沖縄からの移民なのです。しかも先祖にはノロ(女性の神官)がいてファビアと現地の家族に会ったときに空っぽの仏壇に祈っていました。祈りの言葉を称えると神が降りてくるから偶像は置いていないのですと禰保ヒデヒロさんが説明してくれました。

ちなみにファビアのおじいちゃんの性は上棚原でここマリリアの老人会の会長さんも棚原さんといって沖縄の方がおいでになります。沖縄には段々畑がたくさんあり、それに因んでいる名前なのかもねとおっしゃっていました。ファビアの家族に「上」の字がついているのは大正時代に日露戦争で軍人として戦った功績に「上」の字を賜ったのだとファビア自身が私に話してくれています。きっとそういうことも日系三世のファビアに伝えているのだな!と感心して聞いたので私も覚えています。

 ブラジルでの沖縄県人会の団結力はつよく、ここマリリアでも唯一残っている県人会は沖縄だけです。広い敷地を持って年に何度も大きな祭り(フェスタ)を開催しています。わたしも何度か行っていますが大きなフェスタでとても一県人会の祭りとは思えないほどの規模です。もちろんステージでは沖縄踊りも披露されます。

 日本にいた頃は沖縄といえば幼いときに父に連れて行ってもらった沖縄海洋博の思い出だけだったのですが、ブラジルに来てから沖縄文化との出会いが広がりました。

ちなみにファビアの先祖の出身地は平安座島といいます。沖縄本島から今なら橋を使っていくことができます。

たまたまみたYouTubeの動画ですが、そんなことを思い出させてくれた魅力的な内容だったのでシェアします。

どうぞお楽しみください!


こうやって時々感動した動画をシェアさせてもらいます。











2021/02/11

「道端でアヒルに会った」 ブラジルさんぽ ー夜サンポー

 道端でアヒル?に出会いました。 負傷しているのでしょうか? 元気はなく何故か道の真ん中によって行こうとします。大自然のブラジルとはいえマリリアの市街地で歩いているのは珍しいことです。近くに池もない場所です。

 

 数名の大人たちが道路の端へ追いやって車やバイクに轢かれないようにかばうのですがなぜか中央に戻っていきます。飛び立とうともしないしかといって負傷しているようにも見えません。しかし元気がないのは確かです。まるで悩みがあるような、なにか観念しているような佇まいです。

私も少し追ってみましたが近寄ってみると結構大きくて威厳があります。本気を出されたら怪我しそうな恐怖を少し感じたので手を出すことはできませんでした。
他の大人や青年たちも遠巻きに心配そうにしているだけで手を出す人はいません。
 


ブラジルでもみにくいアヒルの子は馴染みがあるのだろうか?翌日ふとそう思って妻のファビアに聞いてみたら、やはり有名なお話としてみんな知っているそうです。

そう聞いても何か心は晴れませんでした。

 

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2020/12/28

2020年ブラジルカトリック家庭のアットホームで敬虔なクリスマス

  私のお嫁さんのファビアのお姉さんは敬虔なカトリック信者です。そのお宅でクリスマスパーティーをしました。 今年はコロナ騒動で大勢で集まれなかったこともあり、こじんまりと少人数での集まりでしたが、心温まるクリスマスを過ごしました。 家族のうち熱心なカトリック信者は数人ですがそれでもある意味敬虔なキリスト教徒の過ごすクリスマスを肌で感じながら日本とはまた違う雰囲気のパーティーを味わうことが出来ました。 

 食べ物も凝っていて豚のまり焼きやペルーの丸焼き、チキン、などなどまるで映画に出てくるようなごちそうもいただきました。私も刺身を切って、お寿司をもっていきましたよ! 一番受けたのはお店で買ったセビッチでしたが・・・ (笑) 

 動画の途中にはごちそうを頂く前に、お姉さんが代表で今年一年を振り返り、来年も共に助け合って幸せな年を迎えましょうという内容の挨拶をして最後聖書の言葉? で締めくくりました。 私は意味は殆どわからないのですが、しかし仏教徒が食前にいただきますと言ったりお正月に親戚で集まったときに誰かが挨拶をする雰囲気と同じようなあらたまった。大切な祈りに触れて感動しました。


パーティーの合間には初孫のニコラスが初めてのサンタに喜んだり、こわがったり。と楽しいイベントも有りました。ブラジルならではの珍しいカシャーサのカクテルもいただきましたよ!
一番左の女性がファビアのお姉さんのアライネさん小児科のお医者さんでもあります。
家族みんなで! コロナならではの風景ですね。
夫婦で旦那さんのマルセイロさんはエンジニアで今回コロナ患者のために呼吸器を作る工場を新設した功労者です。
ファビアと一緒に。
初孫のニコラス!娘のタイスちゃんと旦那のルーカス。彼は軍警です
ニコラスと一緒に!
お姉さんにオタクに入るところ。
飾り付けがきれいでしょ!
お姉さんが相当好きなんです。
素晴らしい!
愛にあふれています
クリスマスの飾り付けに家族の写真を一つ一つ!
敬虔なカトリック教徒です


娘のバーバラちゃん。おちゃめです。
私が切った刺し身は奥、サーモンとチラぴあです。あとはご門徒の白石さんにに作っていただいたお寿司やセビッチ、地ビールなど持っていきました。
思い思いに語り合い食事をします。
刺身の盛り合わせ。ブラジルでも日本料理は大人気です。
バイキング形式です。
お姉さんのお宅。きれいです!
今回写真取っ手ばかりだったのであまり写ってないですが真ん中の女性がアマンダ。医大生でアライネの娘さんです。
これが珍しいカシャーサのカクテル! 美味しかったです。動画内でも乾杯の様子があります。
立派なボトルでしょ?
ショットでクッといただきます。
いちじくのサラダ。すごく美味しい!
小豚の丸焼き飴色に焼き上がっていて本当に皮がもっちりして噛めば噛むほど美味しかったです。
ラザニアとバカリャウのホワイトソース!バカリャウとはポルトガル料理でタラの事です。高級料理の一つです。
シャンパンとフルーツのカクテルをおしゃれな器に入れています。こういった演出はすべてお姉さんのものです。
 これも鶏肉にフルーツやマンジョカの粉を混ぜ合わせたふりかけと一緒にいただきます。


ファビアが両親に料理を取り分けているところです。

以上! 今回はたくさん写真を紹介させていただきました。


動画でもごらんください! ブラジルのクリスマスを一緒に楽しみましょう!


 

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