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2022/06/14

私の好きな花 今年お亡くなりになったご門徒さんの思い出

2007年ブラジルに着任して、お世話になったご門徒の方の一人が亡くなりました。

サンパウロのブラジル別院に勤めていた6年間いつも法要に顔を出しておいでで、物静かで仏教を喜んで聞いている数少ないご門徒の一人でした。

 時々手作りのドーナツを持ってきてくれたりして、一緒に食べながらお話をしたのが懐かしいです。私が別院のお便りを担当していた時に2−3度記事を投稿していただいたことがありました。 今日はその一つを紹介いたします。

 難しい仏教の言葉は使わず、日常の中の景色や家族との思い出が綴ってある中に親鸞聖人のお念仏の教えが通底していることを感じます。

私も55歳になり、最近は妻のファビアの影響でしょうか、花を見るのが以前よりは好きになってきました。この前もファビアに付き合って行った園芸店で椿があったので衝動買いをしてしまいました。華に魅せられて衝動買いをするなんて生まれて初めてです。

 川端さんに書いていただいた時よりももっとこの記事の内容が身に染みます。川端さんの人生に少しですが出会えてよかったです。ありがとうございました。

南無阿弥陀仏







 別院だより  川端ツヨ子  201389


私の好きな花


 私は子供の頃から花が好きでした。

父が元気で60歳になりました頃、ツヨ子が花が好きなはずだと言って、花を見るようになっておりました。私の喜びでした。良い思い出です。

 私は毎日花を見るのです。

花を見たり手入れをしておりますと、時間のすぎるのも忘れております。最近思いますのに花の良いエネルギーを与えられているのだと思うのです。それで花を見たり手入れをしておりますと本当に無我の境地になり、安らぎのある私になっているように思うのです。

 花のいのちは、宇宙に光り輝いて美しく咲きみちております。

私の好きな花よ、ありがとう。


As flores que eu gosto

Desde muito pequena eu gostava muito de flores. Lembro do meu pai que só por volta dos seus 60 anos disse: “Tsuyoko, eu entendo porque você gosta tanto de flores.” Na época, ele ainda gozava de saúde e apreciávamos juntos, as flores. É uma lembrança feliz e representa minha alegria.

Todos os dias eu saúdo as flores. Apreciando ou cuidando delas, nem percebo as horas avançarem.  Atualmente penso que talvez eu viva recebendo a energia boa dessas flores. Porque enquanto estou lidando com elas, é como se eu estivesse no outro plano, no mundo do vazio onde não há o “eu”. Percebo também que estou mais tranqüila.

As flores com suas vidas belas e plenas emanam luzes reluzentes no Universo!

Às flores que tanto gosto! Muito Obrigada!

                                                                Tsuyoko Kawabata

                                                                  09/08/2013

「ブラジル・シュウちゃんねる」

2022/02/23

モアイ像を買った経緯   (動画あり)

幼少の記憶


 モアイを子供の頃初めて見た時、だれもがインパクトあって二度見したのではないでしょうか。 存在感が半端無いですね。遠くをまっすぐ見つめているような、近くをしっかり見守っているような。その二つが同居している姿に魅力があります。しかもそれが横にざっと並んでいるとさらに迫力があります。 そしてさらにそれが海ぞいに外側を向いている全体像などを見せられるとロマンが広がります。
 子供の頃なにかのムー的な雑誌で「モアイ像の謎」特集を夢中になって読んだ人は多いのではないでしょうか?


「ブラジル・シュウちゃんねる」

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ゲームの世界にも登場


それから時が流れて、ゲームにどっぷりハマっていた頃にまたモアイとの出会いがありました。あの名作グラディウスです。まさかモアイの口から輪っかのレーザー?が出てきた時は爆笑しながら感動したものです。モアイ像に不可思議な魅力を幼少時代から培っていた私たちの世代にハマった表現だったと思います。グラティウスのゲームステージでもこのモアイス・テージはインパクトがあったのでしょう。その後もパロディウスにもめちゃくちゃデフォルメされて出てきます。大いに楽しませてもらいました。



 ただ、大人になっていたわたしは子供の頃のような神秘的な気持ちはかなり薄れていたと思います。しかし、数年に何回か雑誌の隅やネットの小見出しにモアイ関係の記事が載っていると読んでいました。
例えば・・・・

モアイ像を立たせたのは日本企業のクレーンの株式会社タダノだ。というエピソードや。 モアイ像はなぜ作られたのか?どうやって作ったのか?などの記事は今でも定期的に出ていて、今日もニュースでチリが
チリの国立自然史博物館(National Museum of Natural History)は21日、南太平洋に浮かぶ同国領イースター島(Easter Island)の先住民ラパヌイ(Rapa Nui)から150年前に奪ったモアイ(Moai)像1体を返還すると発表した。

という記事が出ていました。ちなみにイギリスの大英博物館にも同様の要求をしているが、「貸し出しはするが返却はしない」と返事をしているとのこと。
イギリスは一つ返すと他のも全部返さなくてはいけなくなるのでなかなか難しいでしょうね?

そしてブラジルで再会


それからまたしばらくモアイとはわかれ、再会したのはここブラジルに来てからでした。


しかもある旅人、自称「世界の坂元」君がサンパウロのお寺にやってきたのでした。
風変わりなバックパッカーの彼は面白い人で愛想も良く、すぐに友達になれました。世界中を旅行している彼にどこが一番良かった?と尋ねたところ「イースター島」と答えたのです。 彼曰く、何も無い、ただモアイがいる島なのだけどずっと居たくなる不思議な島だと言っていました。
普通大自然があるとか、観光地なら見るべき遺跡があるとか、おいしいレストランがあるとかそういうものは一切ないのにずっとその中に佇んでいたくなるそういう場所だと聞いて、少年の頃お憧れを徐々に思い出し行ってみたいと思ったのを覚えています。
 なにせブラジルからそこへ行くのに日本に行くくらいの旅費がかかるので実現はしていません。一回見積もりをしましたが。。。。。 ところが行くどころかまさかモアイ像を買うということになろうとは。


菊池有桂(陶芸家)現る!

 わたしは現在もブラジルで僧侶として活動していますが、サンパウロ別院時代にその監督の娘さんが数ヶ月ブラジルに住むことになったのです。その時彼女はイースター島に旅行に行ったのでした。しかしわたしにとって彼女がイースター島に行ったことは羨ましくは思いましたが大きな印象にはなっていなかったのです。

 あれはもう10年以上前の出来事でわたしの中では終わっていたのです。
 しかし、日本に帰国した際には以前には直接熊本のアトリへまで行って工房を見学させてもらったこともあります。そのくらい彼女の作品は好きだったのです。サンパウロ別院に来た時にプレゼントしてくださった、美しい乳白色のスベスベしたお猪口に魅せられたのが最初の出会いです。見た目や触り心地もいいのですが、それでお酒を飲むと何倍にも味が良くなるお得なお猪口なのです。

今もブラジルで使っています。

シンプルなデザインも好きです

    お皿も使い勝手が良く愛用しています。


 今回、日本の地元で「モアイ像」を製作したというお知らせを受けて、写真を見た瞬間いくつ買うか?真剣に悩みました。最初は一体だけにしようかとも思いましたが、やはりモアイは数体一緒に並んでいた方がエネルギーが倍増しますし。並んでいる写真を見せられた時にもう絶対3体は買わないとという気持ちになっていました。

 そしてそれは正解であることがわかったのです。ブラジルに届けてもらうことは無理なので実家の広島に送ってもらったのですが、さっそく家族にお願いして写真を撮ってもらったのです。 それがこちらです・・・・

素晴らしい! 一体一体個性があって良いですね。


壮観! 5体並んでいると更に良い眺めです。



     お地蔵さんとのコラボ。 国と宗教を超えて、文化交流が実現しました!


というわけで、わたしとモアイとは小さい頃から多少のご縁があったのですが、まさかこんな形でまたわたしの人生にモアイが登場するとは思っても見ませんでした。
もしかしたら将来はイースター島の大地に身を運ぶ日も来るかもしれません。その時はこのモアイ像も一緒に連れていきたいものです。
 おもいきって買って良かった!

しかし何故、菊池有桂さんはもう10年以上経った今、作ろうと思ったのでしょうか? 今度聞いてみます。

菊池有桂さんの作品は購入できます

モアイは実際にイースター島に行ってモアイ像を目の当たりにみた、菊池有桂さんが制作したものです。  


菊池有桂 

フェースブック https://www.facebook.com/yuka.kikuchi.7  


●活動エリア:熊本・阿蘇
●略歴:

  • 1993 九州大谷短期大学卒業
  • 2001 京都府立陶工高等技術専門学校 成形科修了
  • 2001 陶芸家 近藤 濶氏に師事(~2007)
  • 2007 京都市工芸ギャラリーにて個展「青山白水」
  • 2008 熊本県南阿蘇村に「焰耀窯」築窯

         第26回くらしの工芸展 入選

  • 2009 髙島屋京都店美術工芸サロンにて個展「快楽安穏」ギャラリー聚遠館にて個展
  • 2010 熊本県伝統工芸館にて二人展「~ひかりのかたち~」陶磁器の島AMAKUSA陶芸展審査員特別賞受賞
  • 2011 ギャラリー聚遠館にて個展「自然七寶」
  • 2012 第47回西部工芸展課題作品の部 入選(第45回から連続)第30回くらしの工芸展 入選


美術品として眺めるのではなく、日常生活の中で使ってもらい、「用の美」を感じてほしい。
温かみのある白磁。阿蘇の自然(大地や水)をイメージした黒の象嵌や彫りをほどこした、シンプルなデザイン。
修行中に出会っていたが今まではあまり作品に取り入れてこなかった染付にも、今後は挑戦していきたいと思っている。


「ブラジル・シュウちゃんねる」


一体だけ、また味わいあり。

2022/02/13

サンパウロ別院の2月号にマリリアのお寺の記事が掲載されました

  今回はサンパウロ別院から毎月発行されている「別院だより」にお願いされた記事が掲載されたので紹介します。




わたしも別院にいた頃はこのお便りを作っていました。わたしが来る以前はご門徒が作っていて、そのお仕事がわたしに回ってきたのです。何故かわたしは大学時代から雑誌を作る係になることが多かったな・・・・

 大学時代は原稿を集めて印刷に届けるだけでした、校正も編集もやってませんでしたが、原稿集めって締め切りを守らない人もいて大変でした。このわたしが締め切りを守れない代表格でしたが・・・・・・

 石川県の小松時代は難波別院の「南御堂」という有名な新聞を作っていた元編集長の先輩がいたり、もと朝日新聞の編集部にいた人が新聞を作っていたりして鍛えられました。とはいえ、正式な何かを習得したのではないので悪しからず・・・・ よくダメ出しを食らったという意味です。

現在は編集ソフトもよくなり、作りやすくなりましたね!フォーマットもたくさんあるし、しかしわたし自身ここマリリアに来て数回新聞を出しましたが、長続きせず今に至ってます。今年こそはまた再開したいと思っています。あとホームページを作るという目標もありますが、よく考えたらこのブログの一部にページを作ればいいのだ!ということに気がつきました。やってみます。

今回はわたしがマリリアで学んだことなどが書いてあります。ぜひご覧ください。

以下からPDFをダウンロードできます。ポルトガル語と日本語で書いてあるのでぜひご覧ください。他にもブラジルのサンパウロ市のお寺の様子もわかるのでぜひご覧ください。

PDFの全文ダウンロードはこちらのリンクから


以下は別院だよりの一文です。

連載記事【対話】


 今回はマリリア真宗本願寺駐在の泉原秀開教使の登場です!
 昨年の 1 月、日本に住む叔母から、「あることがきっかけで泉原さんの  YouTube(ユーチューブ)チャンネルを見るようになったよ」という、連絡が届きました。私は驚くと同時に、このような人と人との出遇い方があるのだなあと、とってもワクワクしました。
「泉原さんが動画で紹介されていたんです」と、別院で本を買う方がいたり、「普段はマリリアのお寺に通っています」という母娘が、別院に見学に来られたり、ということもあって、「泉原さんは、どんなことをしているんだろう?」と、私は気になり始めたのです。
「私一人だけが教えてもらうのは勿体ない!」ということで、今回別院だよりに記事を書いて頂きました。是非ご一読ください! (佐々木 環)

DIÁLOGOS


Nesta edição temos a participação do Rev. Shu Izuhara, do Templo de Marília! Em janeiro do ano passado, recebi uma mensagem da minha tia do Japão que dizia acompanhar o canal do Rev. Izuhara através do YouTube. Ao mesmo tempo que fiquei tomada pela surpresa, senti uma grande euforia por perceber as formas de conexão e o encontro entre as pessoas.
E também, algumas pessoas vinham comprar livros indicados pelo Rev. Izuhara através dos vídeos; duas pessoas, mãe e filha, que são frequentadoras do Templo de Marília, vieram conhecer o Betsuin; e assim, foi desperta a minha curiosidade sobre a atuação do Rev.Izuhara.
Senti que era um desperdício não compartilhar com vocês as minhas descobertas. E assim, pedi para que ele escrevesse no Comunicado Mensal deste mês. Espero que apreciem! (Tamaki Sasaki)

「ブラジル・シュウちゃんねる」

2022/02/04

お奨めyoutube 松本・紳助 「小さな悩みが大きくなって自殺」と 島田紳助のお内仏(仏壇)のお給仕の話


 youtubeでの拾い物ですが、後半に出てくる仏壇のお花がなぜ仏様に向いていないのか?という話は、実際に僧侶が法話で仏壇の意味について話しているものと同じです。が、おそらく高校時代に聞いた話がこの場面ですらすら出てくるのに驚きます。

 島田紳助は京都の大谷高校(浄土真宗大谷派・東本願寺(親鸞聖人)の高校です)に通っていました。一回も学校を休んだことがなく、宗教の時間も大好きで「極楽浄土ってホンマにあるんかいな、そんな良いところなら修学旅行で今度行こうやないか!」などと先生にツッコミを入れて楽しんでいたそうです。

 前半の悩みは大きな悩みを持っていた方がいいという話も煩悩即菩提を説明する時に出てきそうなお話しですが、島田紳助が話すと俄然面白くまた心に届きますね。さすが話芸の人です。




高校時代の先生の話を自分のものにして、だいぶ時間が経って大人になってもそれが瞬時にアウトプットできるのはすごいです。

 松本人志の相槌の打ち方もドキドキさせられました。馬鹿にするんでもなく、おだてるのでもなく、むちゃくちゃ引き立たせて面白させてくれて、紳助のちょっと説教臭くなりそうな話をちゃんと真剣に聞けるように導いてくれます。そして「空中に浮いているように見えてきました」で大爆笑で、それに気を良くして紳助が仏壇の話を始めるのです。そして最後に「ハンコ買いませんか?」でまた大爆笑です。

でも、中で話している話は何も茶化してなくて、嘘もついてなくて、本当の宗教的な有難いご法話になっているのでした。

YouTubeを彷徨っていたらたまたま見つけて感動したのでシェアします。


私のYouTubeもよろしくお願いします。


「ブラジル・シュウちゃんねる」


2022/01/27

「お寺でヨガ教室」万年腰痛がかなり改善されています。お寺でヨガ始めてよかった

 今月末のお寺でヨガ教室

 昨年末から始まったヨガ教室です。もともとは50歳を超えて自分達が何か運動をしないとこのまま弱ってしまうとの危機感で始めたのでした。ついでに数人加わってくれて、お寺に親しみを感じてもらえるといいなという気軽な感じでしたが、フェースブックやインスタグラムに募集しただけであっという間に満員御礼の10人になりました。あまりにも少なかったら課金して募集しようと思っていましたがその必要もありません。
 今年に入っていよいよお試し期間を経て続ける人が定まってきました。それで今回は集合写真を撮りました。それだけ皆が親しくなったということにもなります。




メンバーのほとんどが女性です、ヨガは女性に人気があるのかもしれませんね。しかし、50歳を超えて激しい運動がかえって体に負担になる人は男性でも結構な運動になります。ゆっくりとした動作なので、体を痛めることも少ないでしょう。
 私自身かなり合っているみたいで、何年も万年腰痛に悩まされてきていましたが、だいぶ良くなってきています。それは先日のブログのようにベッドを変えてみたり
散歩したりバランスボールをしたりと他の工夫もしていますが、ヨガの効能が優っているように思います。

 

Gra先生の人柄もよく、先生はヨガのポーズだけでなく、精神的な心構えのお話もしながら勧めてくださるのです。まさに心身一体の教室です。私は以前YouTubeのビデオで真似事をしたこともあるのですが、やはり実際目の前で先生が指導してくださるのは違うと実感しています。また周りの生徒の姿も参考になります。みんなで一緒にするのは効果が違うのは歴然でした。



お寺の本堂の雰囲気もよく、それが先生も生徒さんたちにも好評でやっぱり雰囲気って大切なんだなと、改めてこのお寺の本堂の偉大さを教えられたような気がします。

 





仏教にはヨガというより禅定がにていますが、全く同じ思想ではないようです。しかし心を落ち着かせ、体と心の流れを整えるというヨガの世界は仏教の縁起の教えと共通点があるように思います。 
 また、私が所属している浄土真宗は坐禅は全くしないのですが、念仏を称えます。それがヨガのマントラを称える世界と共通点があります。とはいえ厳密に言ったら全然違うし、何でもかんでもちゃんぽんにするのはよくないですが。あまり難しいことを言わず、そういった共通点や違う点に思いを巡らすのも楽しいです。


生徒さんの中には普段のお朝勤のお勤めやお寺の行事に参加するようになった方もおいでになります。ヨガだけにお寺に通ってもらうのもいいのですが、本職の方の行事や教えにも触れてくださる人も出てきて嬉しく思っています。

ブラジルにおいでの際は是非寄ってみてください。
お待ちしております。

チャンネル登録、いいねをよろしくお願いいたします。

「ブラジル・シュウちゃんねる」











2022/01/22

ブラジルでもヨガは大人気のようです。今年も「お寺でヨガ教室」🧘‍♀️始まりました

「お寺でヨガ教室」



 去年の末から妻のファビアの提案で始まった「お寺でヨガ教室」ですが、初っ端から人気で毎週お寺が賑わうようになって嬉しいです。
 
 ヨガの先生をファビアが探してお願いしたのですが、昔の知り合いでもあるらしく意気投合しています。お寺の空間をお貸しして生徒を募集している形ですが、フェースブックやインスタグラムでの口コミで毎回10人程度生徒が集まります。
 まだ始まったばかりなのでお試しできてもう来ない人もいますが、毎回新しい人が2−3人来るのです。あと一ヶ月もすれば毎回来る生徒も決まってくると思います。
 10人くらいがちょうどいいので大きな宣伝はしないようにしています。



始めたわけ


元々はファビアと私が体力づくりのためにスポーツクラブを探して訪問していたのですが、なかなかいいところがなく決めかねていたところ、ファビアがお寺に先生を呼んでヨガをしよう!と言い出したのがきっかけで始まったのです。


お寺で教室をするのは大変ということを知っていた私はあまり乗り気ではなかったのですが、スポーツクラブに入会しても怠癖のある私が通い続ける自信がなかったこともあり、確かにお寺で開催すればやらざるおえない状態に自分を持っていけると考えて賛成しました。


やってみると50歳を過ぎた体に大きな負荷がかからず、いろんな静かな運動がかなり体に良い効き目をもたらすことがわかりました。なによりやっていて気持ちいいのです。そして日常生活も少し健やかになっています。



年寄りの冷や水

ではないですが、若い頃の勢いで運動を始めて膝を故障したり、捻挫したり、筋肉痛でかえって体を壊すという事を何度か経験して挫折してきた私ですが、ヨガは無理なくゆっくりとした動作なので怪我の心配もなく今の年齢のわたしたちにちょうどいいのかもしれません。
 しかし、生徒さんたちは若い人が多いです。


禅(メディテーション)

 ブラジルのお寺にいると毎月のように「ここでメディテーションしてますか?」と訪ねてくる若者がいます。今までは「ここのお寺ではやっていません」と断っていましたが、これでひとつ間口が広がった気がします。
 しかし禅とヨガは宗教としては違うのでこだわる人は「ヨガならいいです」という方もいました。

 私が所属しているお寺は真宗大谷派の親鸞聖人の南無阿弥陀仏の教えなので、坐禅やメディテーションをしない宗派なのです。強いて言えば念仏が最高の禅定なのですが、チベットや禅のイメージを持ってお寺にやってきた方は大概もう二度と御出でになることはないのです。



寺子屋として

 ですから、この「お寺でヨガ教室は」一つのお寺のスペースをお貸しして、みなさんにお寺に親しみを持ってもらえる一つのご縁づくりになったらいいな。という感じで行っています。
 幸い会場の雰囲気がいいので、SNSにあげたヨガ教室の様子の写真を見て自分もこんなところでやってみたい!と応募してくる人が多数です。
 先生のGraさんもとっても優しく丁寧に教えてくださるので、引き続きづっと続けておいでになる人も増えているのです。


飼い猫のサラも必ずヨガ教室に参加します。みんなのアイドルになって彼女も嬉しそうです。


Gra先生も、会場の雰囲気がいいととっても喜んでくださっています。


毎回同じでなく生徒の人数や顔を見てメニューを変えてくれています。だんだん上達してきたらまた違うコースに変わっていくそうです。楽しみです。


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「ブラジル・シュウちゃんねる」








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