2020/05/26

京都・東本願寺境内参拝に行ったら銀杏の木の下がインスタ映えスポットになっていたよ

今回の動画は2019年の12月中旬に撮影しました。
この頃はまだコロナのことなんて全く騒動になっていませんでしたね。懐かしいです。

ブラジルで私は東本願寺から派遣された南米開教使という肩書きでブラジルに住んでもう13年になります。サンパウロに6年、そして今はサンパウロから450キロほど内陸のマリリア市という場所のマリリア真宗本願寺というお寺に駐在しています。
 東本願寺はアメリカ、ハワイ、南米に私のような僧侶が駐在しているのですが、毎年京都の本山に数名が合同で研修を受ける制度があります。昨年は私もその一人に選ばれて行ってきたのです。



本山敷地に同朋会館(どうぼうかいかん)が建っていて寝泊りしながら研修を受けることができるのです。近年リニューアルされたばかりでとっても綺麗でした。私はもう何度もきているので古い会館しか知らなかったので余計にその綺麗さと設備の充実に驚きました。
 二泊三日の泊まりがけでの研修の後に今度はホテルから通いで儀式作法の研修合わせて7日間行いました。朝6時に起床布団を片付け掃除、そして朝のお勤め、法話を聴聞してから朝食です。食事はすべて精進料理ですが美味しいですよ! 食事を作ってくださるのは会館の方々ですが、お茶や味噌汁をついだりの準備や後片付けも研修の一環で皆で助け合って行います。1日の生活が全てお念仏の心をまなぶ一環として経験できるようになっているのです。その後は先生のお話を聞いて座談会をするのです。そして日によっては掃除を皆でしたり、本山の中を参拝するということで普段は見学できない場所にも案内してくださいます。
今回はその参拝の様子を動画と写真でアップしましたので是非ご覧ください。








いかがでしたでしょうか。紅葉が綺麗でしたね!どなたでも事前予約で参加できるので是非一度は体験してみてはいかがでしょうか?
 一泊研修だけでなく、参拝のみもできるようです。詳しくは下記にお尋ねください。

それではまた! チャオ・チャオ!
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https://goo.gl/maps/6wYP7uyfKjuiBuW59




➡アメブロ


2020/05/20

おすすめの電子ブック 『私の真宗放浪記: 日本からブラジル、ブラジルから日本』 (文庫)尾畑文正 (著) 形式: Kindle版

おはようございます。😃
今回はおすすめの仏教の本の紹介です。


『私の真宗放浪記: 日本からブラジル、ブラジルから日本』尾畑文正 (著)  形式: Kindle版



 尾畑文正先生のブラジルでの経験を本にして出した輪番、監督は初めてかもしれません。貴重な本です。今の時代はこうやって電子ブックで出してくださると海外でも読むことができるのでありがたいです。しかも仏教書は売れる部数が少ないので値段が高くなるのが通常ですが電子ブックなら在庫を抱えないし製本代もかからないせいか値段がだいぶお財布に優しいです。
仏教の精神をブラジルの経験を基にわかりやすく伝えてくださっています。仏教はインドから中国、韓国、日本そして南米へと様々な国をへて熟成されたくさんの人々を救っている教えである事を改めて教えられます。 今の世に実働して働く仏様の願いを生き生きとした形で先生の経験をとおしつつ語ってくださっています。
百円ですので是非お買い求めください。 ちなみに製本版は200円です。欲しい方はコメント欄にどうぞ、ただし10冊からの申し込みになります。

私はブラジルで尾畑先生に初めてお会いしました。日本にいた頃でも有名な先生だったので、名前は知っていたのですがお会いすることはありませんでした。ブラジルに来たおかげで会えたと言って良いでしょう。 そういう経験がブラジルで何度もあります。そのまま日本にいたら会うことはなかったであろう人とブラジルのご縁でお会いできています。
人生って面白いですね。
 尾畑先生は仏教の教えを現代の社会にどう関わりを持って働いているのかということをテーマにお話ししてくださる点が特徴です。中でも仏教者は政治に関わりを持つのは間違っているという考え方の人もおいでなのですが、世の中の矛盾や間違いに仏教的精神で挑み世の中を世の中の人々を大切にする世界に変えていく力が仏教の働きであると説い続け自らもそのように活動されている数少ない日本の仏教者です。




著作の後書きに

「表紙の写真は現在ブラジルのマリリア南米本願寺で開教使として活躍している泉原秀さんの作品です。ポルトガル語「次の角」からは双方向になるという道路標識です。上は怪しげな宣伝コピーです。双方向を表す矢印に「往相・還相」の意味を感じて使用させていただきました。ありがとうございました。」

と書いてくださいました。自分の写真を採用してくれて嬉しかったです。おそらくここマリリア市で撮影した者だと思います。先生の解説のような気持ちで撮影した者ではありませんが、解説がつくと写真の価値も上がりますね! (笑)

これが写真です。

尾畑先生の今回の本を読んでいると、その中に出てくるブラジルの思い出の言葉や状況や人物を私自身も知っているので自分の体験のようにわかるのも嬉しいところです。
例えば、
私がブラジルで初めて覚えた言葉は「アキ(ここ)・アゴーラ(いま)」でした。
という一節ですが、そのAQUI AGORAはサンパウロ別院の古山建二さんというブラジルの妙好人とも言える方の芸術作品のテーマになっていた言葉です。もちろん建二さんは仏教の教えからインスパイアされて芸術作品を作っておいでなのです。 わたしもサンパウロ時代は大変よくしていただきたくさんの思い出があります。 その中でも日本の芸術家の森秀一さんがわざわざ日本から来てくださったのはその古山さんが私の勧めに従って日本へ旅行した時にカズさんに出会ったのがきっかけだったのです。 結局カズさんと建二さんの名コンビで二度ブラジルで素晴らしい芸術交流会が行われました。サンパウロ別院の60周年記念の時も二人の芸術魂が舞台に立ってすばらしいパフォーマンスを演じてくださったのです。
 まさに二人は念仏の教えを生活や芸術に昇華させて活躍してくださった方として私の思い出に刻まれています。


 


2020/05/11

紅葉の時期の東本願寺、渉成園〔しょうせいえん〕 -枳殻邸〔きこくてい〕にて

引き続き東本願寺で一週間研修の動画です、今回は渉成園〔しょうせいえん〕 -枳殻邸〔きこくてい〕-に見学をした時の映像です。動画中にも職員の説明があるので貴重な映像です。 ちなみにコロナ自粛中ではなく2019年の12月上旬に撮影したものです。 iphone 11で撮影したので広角が効いてますよ。
 動画でも触れていますが、入園は無料ですが、維持のための寄付金のお願いをしています。

庭園施設の維持・保全のため、参観者お一人につき500円以上の協力寄付金をお願いしています。

  • 高校生以下250円以上
  • 500円以上お納めいただいた方には、「渉成園ガイドブック」を贈呈いたします。

とホームページに書いてあります。四季の移ろいによってまた景色も違ってきますのでぜひ京都にお立ちよりの際はよってみてはいかがでしょうか?
京都駅からも近いので歩いても行けますし、地下鉄烏丸線を使ったらもっと楽に行けますよ。
私が行った時には夜間ライトアップイベントをやってました。お食事や、善哉などを食べるイベントも行われているようですのでそういう日を狙っていくのもいいですね。 
今回の私たちは、ブラジル、アメリカ、ハワイの僧侶たちと研修の一環で本山のスタッフと一緒に行ったので格別また楽しかったです。 前回のブログでも書いていますが、本山で常に受け付けている一泊、もしくは二泊での研修会に参加した場合は同じようにスタッフと一緒に見学できるのではないかと思います。 それが100%研修に含まれているかどうかは確信が持てないので詳しくは本山に問い合わせてみてください。現在は一人からでも参加できますよ。

渉成園〔しょうせいえん〕 -枳殻邸〔きこくてい〕- 渉成園は、東本願寺の飛地境内地であり、池泉回遊式の庭園です。 京都駅から徒歩約10分という立地ながら、静かにお庭を散策いただけます。 四季折々の草花とともに、心安らぐ時間をお過ごしください。 https://www.higashihonganji.or.jp/shoseien/

それでは動画をご覧ください! 12月中旬ですが紅葉がとっても綺麗でした。



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