2022/03/07

ブラジルの街角で、NHK「きょうの料理」のテーマ曲が流れていました。後で調べたらいろんな蘊蓄に驚いたので紹介します。

ブラジルの街角で、きょうの料理のテーマ曲が流れていました。



 子供の頃から耳にしていておそらくわたしの世代には身に染み付いているあの曲が思わぬところから聞こえてきたので、懐かしくも不思議な気持ちになりました。ブラジルではよくあるスーパーのPão de açucar(ポン デ アスーカル)直訳すると砂糖パン?の店の入り口にぬいぐるみを取る、クレーンゲームのスピーカーから鳴り響いていました。 ブラジルでなっているとなんとなくブラジルの曲のようにも聞こえました。曲調の陽気さが南米の空気に合うのです。

 思わず動画に撮ったのですが、曲の名前が思い出せず ネットで検索して曲名やそのいわれなどを知ってまたびっくりしました。



NHK「きょうの料理」オープニングテーマ曲


作曲:冨田 勲(とみた いさお/1932-)/NHK料理番組



番組『きょうの料理』明日から放送なので『テーマ曲を明日までにお願いします』

(当時25歳の冨田 勲さんに託され、作曲されて半世紀以上使用されている曲なのでした)


『作曲家・冨田 勲さん 2016年5月5日(満84歳)

冨田 勲(とみた いさお、1932年4月22日 - 2016年5月5日)は、日本の作曲家、編曲家、シンセサイザー奏者



NHK『きょうの料理』テーマ曲の期限は明日まで! 冨田勲



1日で作曲した


というのが、衝撃的でした。しかも若いまだ駆け出しの時に。その曲が世代を超えて残っていて、現在ブラジルの街角でも流れているというのはすごいことです。しかも料理とは関係のない。クレーンゲーム機のテーマ曲として。これでもしかしたらブラジルの子供たちの記憶にも日本人、冨田勲の曲が染み込むかもしれません。


それでも衝撃のエピソードでしたが次のブログには盗作疑惑について書いてあってさらに驚きました。


ディープ・パープルも日本でのライブで披露?



上記のブログにはまず、


ディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」のある曲

について書かれていて、ライブ映像も紹介してあります。


パープルのファンの間では、リッチーたちが来日してホテルのテレビでたまたま「きょうの料理」が流れていて、
即座にコピーし、ライブで演奏したのだろう、という説が多い。




とのことである。がそれに引き続き・・・・

スウェーデン狂詩曲第1番「夏至の徹夜祭」が紹介されていました。

その曲がまあ確かにそっくりなのです。


パクリ疑惑?



上記のブログには

これ、リッチーが弾いてるのは「きょうの料理」ではなく、こっちでしょう、絶対。フレーズが一緒だし。
リッチーはクラシック好きでも知られるしね。
そうか、そうだったのか。
初めてこれを聴いてはや30年、胸のつかえが取れた気分だ。

それはいいとして、「きょうの料理」のテーマって、スウェーデン狂詩曲のパクリと違うのかな。


と締めくくられていて。なるほど!と感心しました。

ちなみにこのクラシックもわたしはどこかで聞いたことがあります。もしかしてNHKのクラッシックの時間かもしれません。母が線香作りの時によくそのチャンネルを流していたような・・・懐かしい。


わたしは、ディープ・パープルが日本で即興演奏したのはやはりたまたま「きょうの料理」を見て「あ!日本では料理番組のオープニングでスウェーデン狂詩曲第1番「夏至の徹夜祭」使ってる! 日本人おもしろーい! 俺らが演奏したら盛り上がるかも?」ということで、試みたのではないか? と感じました。


最後に「きょうの料理のテーマ曲」



やっぱりいいですね!名曲を見事にアレンジしたと言っていいのではないでしょうか。ブラジルでも冨田勲さんのこのアレンジも思い出の曲となってほしいです。



NHKきょうの料理 オフィシャルページ



「ブラジル・シュウちゃんねる」


 

2022/03/03

加工してません。マリリアの燃えるような朝焼け

  先日早めに朝起きてお寺の庭に出てびっくりしました。朝日が怖いくらい真っ赤で、まるで映画のワンシーンのようでした。お寺の門が東に向かっているので一瞬「羅生門」という言葉が頭に浮かびましたが、あとでネットを検索したら白黒映画でした。


 その時は月が出て明けの明星も輝いていてそれがまた幻想的だったのですが、カメラでは捉えることはできませんでした。三日月だったと思います。

街灯がLEDになっていてまだ点灯していたので写真ではわからないと思います。また肉眼では月は大きく見えるようになっているらしく、写真に撮るとえらい小さく写るのです。
それでも空の赤さは凄まじく、それはうまくiphoneが捉えてくれました。

 美しさと恐ろしさが混じるような気持ちになりました。この世の終わりのような気もしたし、しかし目を離せずその刻々と変わる朝日の光の移ろいを見てしまうのでした。
真っ赤な時間はほんの数分でどんどん日常の朝日に変わっていくのでした。

 これはiphoneの広角で撮ったものです。朝の薄暗さはこれがリアルです。しかし空の赤さは先の3枚が本物です。肉眼(もしくは脳内で?)の方が暗さと明るさの両極端を同時にイメージすることができるからでしょう。

ファビアを呼んで一緒に数分眺めました。ファビアも怖いと言っていましたが目を離せないようでした。

朝日が登ると、薄気味悪い恐れも嘘のように取り払われたのでした。

映画羅生門


「ブラジル・シュウちゃんねる」


2022/02/26

ブラジルお寺のホームページ作成にやっと着手 Adobe Creative Cloud Express

 こんなふうに作ってみました。 ←クリック

まだ作りかけですが、このブログのリンク項目につけています。

 現在お寺のホームページを作っています。久しぶりに作ろうと考えてもう5年くらい経っていますが、いまだに完成せずにいます。20年以上前はホームページ・ビルダーとか、DreamWeaverとか使ってやっていたこともありますが、あの時は新しい技術にワクワクしながらいろいろやって楽しかったのを覚えています。でも毎日更新したり他のサイトと交流するのが義務のようになると辛い時もありました。しかし、ホームページに掲載するネタ作りのおかげでたくさんの人に出会えたので本当によかったと思っています。


 その後はさまざまな個人のSNS、ユーチューブ、フェースブック、ツイッター、アメブロなどなど遍歴してきましたが、ホームページには手を出していませんでした。個人的な情報発信ならそれだけで要を足すのです。とはいえ、サンパウロ時代にはブラジル別院のホームページを作っていたこともありましたが、それも他の人に任され、わたしが作っていた日本語ページは削除されてしまいました。

 その後はここマリリアのお寺に移ってからもホームページはなかったのですが、毎朝の朝のお勤めの時のお経や感話の資料を配布するのに、まとまったページがひとつあれば、リンクを貼るのが楽になるといつも考えていました。あと、お寺の新聞もたまに出していたのですが、なにかしっくりこない思いを持っています。

 しかし最近、わたしの本当にシンプルで、お寺の日程や様子をお知らせするとともに、毎朝のお勤めのお経のリンクや資料のリンクを貼っておくトップページが欲しいと思うようになってきました。


 先日たまたまネットでAdobeが無料でホームページを作れる環境を整えていると知って、試してみたのが上のページです。 「Adobe Creative Cloud Express」というネット上でもアプリでもできるホームページ作りで。実際ほんと簡単にできました。あとは写真を変えたり、リンクを整えるだけです。毎朝のリンク先はこのブログの別ページにしていましたが、それも全部変えていこうと思っています。
 あとは今までのSNSでもお寺の様子や、ブラジルの様子はお伝えしてきましたが、タイムラインに流れてしまうという欠点もありました。ホームページはその名の通り、変わらない基盤という大切な役目があり、アップデートを追加する機能があるということに気がつきました。

ぼちぼちアップデートしていきますので、ホームページもよろしくお願いいたします。

「ブラジル・シュウちゃんねる」

 

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