2022/12/22

丸い街路樹を四角く切ってくれるブラジルの街路樹剪定職人 (動画あり)

お寺の門前の街路樹を刈り込んでもらいました。


ブラジルの法律で自分の家の前に街路樹を植える義務があるそうです。私がここのお寺に着任した時に、当時の会長の中村さんが三箇所に新たに植木を植えてくれました。


 今ではもう電線に届くくらい成長しました。ブラジルの気のせい長の速さにはど肝を抜かれます。
 もう一つブラジルには法律があって、勝手に家の前の街路樹を伐採することが禁止されているらしいのです。さらに、成長した街路樹を定期的に世話しないと近所から訴えられます。(笑)
これはマリリアの市役所に勤めている妻のファビアがいうのですから間違い無いでしょう。一度市役所から罰金の催促が来たことがあるのですが。これはファビアが担当に電話して揉み消してくれました。これって裏話ですが、市役所も市役所で適当に罰金の催促をいろんなところに送りつけているらしいのです。(つまり濡れ衣だったのです)

話がずれましたが、ここのお寺は角地に立っており、信号のない交差点に位置するので、街路樹をいい具合に刈り込まないと見通しが悪くなって事故の原因になりかねないので、定期的に木下の方は私やファビアが切り落としています。

 14年を経た今ではお寺の街路樹も大きくなり、電線に接触しそうになると、市の電力会社が無料で刈り込んでくれるのですが、その刈り方が痛ましいので有料で綺麗に刈ってもらうことにしました。

これはネットで拾った写真です。こんな感じで刈られてしまうのです。
パックマンみたい。



ちなみに刈り込みの値段は150レアルでした。決して安くはありません。でもやってもらってよかったです。とっても門前が綺麗になって、お寺そのものが美しくなりました。






「ブラジル・シュウちゃんねる」

2022/12/21

ブラジル🇧🇷マリリア真宗本願寺 報恩講 法話 斎藤先生 日本語 2022年11月27日 Palestra de Rev. Benjamin Watanabe. Rito de ação de Graças de Hōonkō em ...

コロナで2年間先生を呼ぶことができなかった報恩講でしたが今年はきてもらうことができました。 その時に撮った動画をシェアさせていただきます。

真宗のお寺では法話がからなずと言っていいほどされます。大きな法要の時には他のお寺から先生にきてもらいお話をしてもらうのが通例です。




ここマリリア真宗本願寺では隣町のグアインベの齊藤先生にはよくきてもらうのですが、遠方の講師はここ数年来ていただくことができなかったのです。しかし今年はできました。
 いろんな人の話を聞くことによって同じ仏教の話でも全く違って聞こえたり、逆に人が違っても同じ大事な問題があることを発見できます。ですからいろんな人に来ていただき、いろんなお話を聞くのが大切なのです。コロナでいつも当たり前のようにきていただいていた先生のお話がいかに貴重なものであるかを思い知るきっかけにもなりました。

最初の動画が隣町の齊藤先生で次の動画はプレジデンテの渡辺先生の法話です。渡辺先生は日本語もペラペラですが、ポルトガル語でお話ししてもらっています。時々日本語を挟むのがブラジルの日系のお寺での一つの型でもあります。

どうぞお聞きください。




ベンジャミン先生のお寺にも私も何度も呼ばれて法話をさせていただいています。これも大変貴重な経験で、普段と同じことをお話ししても、場所が違い目の前の方々が違うとお話のテンションも内容も不思議と変わることがあり大変勉強になります。
 いろんなところでお話しさせていただき、またいろいろな方々のお話を聞くことがとても大切だということが最近身をもって感じることです。




仏教のお話や、お寺のお話はよっぽどお話の達人でも、テレビや映画の面白さには負けてしまいますが、そことはまた違う味わい、独特の大切なメッセージを受け取ることがあると思います。 ぜひ近くのお寺に立ち寄って聞いてみてください。



「ブラジル・シュウちゃんねる」

2022/11/19

ブラジルの東西合同の法語カレンダーがマリリア真宗本願寺に届きました!

 今年も終わりですね。来年のカレンダーが届くとそういう思いを抱きます。

ブラジルのこのカレンダーは大人気です。毎年画家の挿絵が街つき入っている上に、日本語、ポルトガル語、スペイン語と3カ国語でわかりやすい法語が書いてある上に、カレンダーに書き込みがしやすく、値段もリーズナブルだからです。
 挿絵は日本の東西本願寺のカレンダーに則っていますが、法語はブラジル独自に決められています。ブラジルの方が仏法に馴染みのない方々全般にわかりやすく言葉を伝える工夫が凝らしてあると思います。


今年から値上がりしました


わたしがブラジルに来てから14年目ですが今回初めて値上がりしました。今までは一つ三レアルで購入(仕入れ値)していたのですが、一つ四レアルになったのです。
 現在ブラジルのインフレは凄まじくついに値上がりしたか!という感じです。それでもだいぶ安いのです。逆に15年余り値段が変わらなく、値上がりも一レアルと小幅のは本山の助成金のおかげです。 15年前はマックのソフトクリームは一レアルでした。現在四レアルです。

 ということもあり、今まで五レアル程度でお渡ししていたのですが、七レアル程度の寄付でお配りすることになりました。一レアル値上がりしたのに二レアル多めに値付けしているのは将来またすぐ仕入れ値が上がってもそのままを維持するためです。


 とはいえお寺のこういう配布は全てお布施なので、実際はその値段でないとお渡ししないというわけではありません。普通のお店でもカレンダーを配っているところもあるように。お寺が原価を負担して普段おせになっている方に配ることもあります。その時その時で臨機応変に対応しています。わたしも毎年50冊くらいは自腹で配っています。一年のお礼にもなりますし、今年もよろしくお願いしますの気持ちにもなるのです。ともかくお寺全体で赤字にならないようにお配りできれば成功だと思っています。

というわけでみなさんぜひ持って行ってください。




「ブラジル・シュウちゃんねる」

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