2021/10/06

ブラジルの僧侶、ジアンさんからのメッセージ 「宗教と差別」2  “Religião e Discriminação” Rev. Jean Tetsuji 2

今回はブラジルのお坊さんジアン哲慈さんのコラム第二弾を紹介いたします。
彼はレインボーサンガという宗派を超えて連帯し、差別をなくす運動をここブラジルで展開しています。 とても柔和な方で、イケメンでもあります。
 僧侶になる前からエアーフランスの客室乗務員をなさっています。そのジアンさんが、サンパウロ別院の発行しているお便りに、差別と宗教というテーマで連載を始めました。

 ブラジルの現在のお坊さんは、この現代社会においてどのように仏教を学び、それを発信しているのでしょうか? 
その一つがこのコラムを読めばわかると思います。
ポルトガル語の勉強にもなると思います。ぜひ読んでみてください。 
連載です。

ブラジルの別院サイト・オフィシャル

(過去の別院だよりも、このサイトにあります)

Rainbow Sangha - Budismo LGBT+

ブラジルの差別に反対するサイトです


 Religião e DiscriminaçãoRev. Jean Tetsuji  2

Olá a todos, espero que se encontrem bem e seguros! Nas outras edições refleti um pouco sobre a origem da discriminação apontando possíveis causas - medo, comparação, julgamento - como parâmetros da intolerância e da discriminação. E hoje seria pensar no ambiente religioso. Ouvimos muito a expressão Budismos no plural, conforme nosso saudoso e querido prof. rev. Ricardo Mário, como fossem coisas discordantes. E na ânsia de querer o melhor, procuramos selecionar o mais correto e legítimo. Costumo dizer que as escolas budistas não concorrem entre elas. Elas são expressões de um mesmo tronco por ramos diversos. 

E lembremos que Buda Shakyamuni ensinou por formas adequadas às pessoas com capacidades espirituais diferentes, e sobretudo para eras distantes, quando um Buda não estaria mais presente. Nesse sentido, o Budismo não pode ser entendido como um produto acabado, engessado, como diz rev. Nobuo Haneda em um de seus artigos*. As diferenças de pensamentos podem ser saudáveis quando bem conduzidas, mas trazem no pacote a possibilidade da soberba e da discórdia, e isso ocorre nas comunidades religiosas, inclusive budistas. Os possíveis desafetos desestabilizam a comunidade. Por isso a importância de escutar o Dharma (prática de monpô), estudar, debater e elucidar pontos incompreendidos e sobretudo se permitir à reflexão, à humildade e à reconciliação. 

Uma das cinco perversidades excludentes no 18o Voto de Amida é a cisão no Sangha (os outros quatro são: matar um pai, matar uma mãe, matar um asceta e derramar o sangue de um Buda). E por sua compaixão incondicional, uma característica da Terra Pura é ser uma terra onde todos são iguais. Vemos esta equalização no 3o Voto ao falar que todos possuirão a cor de ouro. Gosto muito ainda da explanação do Rev. Haneda quando entende a Terra Pura como uma inspiração ao Sangha e um local de transformação. A Terra Pura sendo aqui e agora. Não estamos em competição, estamos juntos no Caminho. A Luz do Buda opera em nós como somos, sem pedir que mudemos. Porém, essa interpretação pode ser mal recebida se recortada de um pensamento maior. 

Entretanto, não cabe uma comodidade de se fazer e ser como se bem entende, em atitude soberba, detratora e intolerante. Para isto existe um termo, Hongan Bokori, o qual o verbo hokoru significa ser orgulhoso, vangloriar-se, no caso do Voto Original por saber que será salvo como seja você como for. Ao ser tocado pelo Voto do Buda, nossas ações paulatinamente tendem a ser mais compassivas e humanas, e não o contrário. Creio ser esse o significado da Terra Pura como local de transformação e a reflexão que rev. Masato tenha nos trazido. Nosso espaço aqui é curto, merece ser desdobrada em boas conversas! E como está a saúde, a harmonia, do seu Sangha? Um abraço e até a próxima e última coluna. 

*site www.maida-center.org 





「宗 教と差別 ジェアン 哲慈  2


みなさん、こんにちは。お元気のこととお 喜 申し上ます。 前号は、「恐れ、比較、判断」不寛容と差別の要因として指摘きるのはないかと申 しました。 今回は、 宗 教 的な問題について 考 えていきたいと思います。 

 私たちのよき師あったリカル先生によると、仏 教 複数の教えあるよ うに誤解され、その上、それれの教え意見合わないとよくおっしゃってい ました。 私たちはのようなものに対しても最高のものを欲しる中、残念 なら、教えに対しても 最 も正確合法的なものを選択しようとしてしまいます。

 私はよく同仏 教 の教えは互いに 競 争しないと言っています。 それらは、同幹を持ついくつかの枝のようなものす。お釈迦様は、異なった思考や能 、逆 にそれらは相手を軽蔑したり、不仲を生む可能性あります。このようなことは仏 教 徒を含む 宗 教 コミュニティー発生します。 起こりうる不満はコミュニティーの信頼を失いさせます。

からこそ、教えに耳を 傾 け、勉 強 し、理解きていない部分について議論 し、解明し、そして何よりも自分自身反省し、謙虚に、そして互いを認め合うこと 重 要あると思います。 

 阿弥陀様の第18願救いから除かれる五 逆 の中の 1 つに、サンの分裂あります。(他の 4 つは、父親の殺害、母親の殺害、阿羅漢の殺害、仏陀を傷つけて 出 血させることす。) しかし、 浄 土は無 条 件の慈悲あり、誰も 平 等 す。 誰も金色 輝 いているという 3番目の願い教えられていて、それをもって 平 等なのす。 

浄土をサンへのはたらきと変容の場として理解している羽田先生の説明とても好きす。 浄土は今ここにあります。 私たちは競争していません。同道を歩んいます。
仏の光 は、私たちに変化を求めることなく、私達を有りのまま照らしてくれています。 しかし、この解 釈 は、本来の意図から切り離された場合、異なった受け止め方可能となります。 それは、傲慢、 中 傷 的、不寛容な態度、好き勝手な行動をとることはありません。 これには、弥陀の本願を、あなたがどんな人も救われると自慢し、誇りに思うことを意味する「本願こり」という用語あります。 

仏の本願に心打たれたら、 私 たちの行動には徐々に思いやり、 人間的になる傾向見られ、その 逆 はないはずです。これ、変容の場としての 浄 土の意味あり、このようなことの反省を浦西先生は提案されたのはないかと思っています。 このスースは限られています、これをきっかけに 沢山の話し合いをされることを願っています! あなたのサンの 調 和はすか? それは、アラッソ、次回最後の記事となります、それま、お元気! 

 *ウェサイトwww.maida-center.org 


「ブラジル・シュウちゃんねる」

 

(動画付き)直綴(じきとつ・黒衣)のしつけ方 直綴を開封して初めにするといいこと。

 直綴(じきとつ・黒衣)はひだが繊細で崩れやすいので最初に、アイロンをかけて折り目をつけるといいと思います


毎朝お朝の勤行で着衣する直綴を10年ぶりくらいに新調しました。直綴は動画でも解説していますようにひだが特徴で、乱れやすいので使う前にアイロンで折り目をしっかりつけておくと、畳みやすいです。結果長く綺麗に使用できるのです。

今回は、開封してアイロンを当てる方法を動画にしてみました。小松時代に教わったことを思い出しながらやってみました、細かいところは動画では伝えにくい部分もありましたが、参考になれば幸いです。


特に直綴はハンガーにかけると裾のひだが広がってしまい一気にダメになってしまうので、毎回畳むひつようがあります。最初は手間に思うかもしれませんが、毎日やっていると素早くできるようになりますのでぜひお試しください。



それでは動画をご覧ください




「ブラジル・シュウちゃんねる」





2021/10/04

ブラジルのコソ泥被害。 そしてそこから立ち上がる。

 ブラジルのコソ泥被害


ブラジルに来てから14年目ですが、サンパウロで数回、マリリアで数回、そして今回はバウル市で(私が関係して)初めてのコソ泥被害に遭ってしまいました。

 ブラジルの人でも「ブラジルはいいところだけども、泥棒さえいなければね」
という言葉をよく聞きます。日本に比べたら残念ながら多いのです。私の妻ファビアも一緒に日本に来た時は、日本の家の塀が低いことに驚いていたくらいです。

 今回は誰もお寺にいないときに、深夜泥棒が塀を超えて入り、電線やインターネットの線を引っこ抜き奪ったという内容のものです。そんなもの盗んで金になるの?とお思いでしょうが、少しだけ金になるのです。いわゆる端金なのですが、その少しのお金を盗むために泥棒は入ってきます。日本でも賽銭泥棒が今でもありますよね?幸い、この写真の場所は厳重な鍵で守られていて、お寺のモノはぬ夢魔れることはなかったのです。


毎月のお参りの風景



対策があります。


ああ、やっぱりブラジルは怖いところだ!と思われるかもしれませんが、先ほど言ったように日本でもコソ泥はいます。私が子供の頃にもお寺に賽銭泥棒や、お墓のお供物を盗む泥棒、または怖い人が物を売りつけにくるってこともありました。

 そしてその対策があるように、ブラジルにも泥棒に対する対策があります。それについては、以前に幾つか書いているのでぜひ参考にしてみてください。もちろん日本の泥棒対策にもなります。

 今回は、鉄条網をつけ、アラームをつけました。鉄条網はバウルのお寺はもともと塀も高かったのですが、唯一一箇所頑張れば入れる場所があったのです、その場所を鉄条網で強化しました。

鉄条網をつけた
 

次にアラーム。これは泥棒がそれでも無理矢理入ったときに、アラームがなるセンサーを付け、警備会社に連絡が行く仕組みです。月額1500円ほどかかるようです。

アラーム解除ボタン

私たちが入るたびに暗証番号を押して解除します。解除に失敗したら警備会社に連絡が行きます。他にもいろいろコツがありますが、それは秘密です。


開くとこんな感じ


逆縁で皆の結束が高まる


 今回コロナ時期を経てのコソ泥被害でお寺的には財政もきつい中、被害の修復と警備の強化で大変でしたが、サンパウロの本部も心配してくださり、助成金を送ってくださり大変助かりました。皆さんも喜んでおいででした。それでもその5倍ほどの費用がかかったのですが、一人一人のメンバーが結束してあっという間に修復、強化されたのです。酷い目に遭いましたがそれが返ってお寺の結束の強さを見せた形になり。頼もしく感じました。みなさんありがとうございました!

 いろいろ対策はありまが、人間の気持ちが一番大事だと感じました。

以前のコソ泥対策に関するブログ

以前の泥棒対策の動画

ブラジルでの泥棒対策ーWi-Fiカメラを設置するー

お寺の掲示板の話とブラジルの泥棒対策について 夕方散歩

泥棒よけにもなる。夜中に自動点灯するLEDを再び設置

ブラジル泥棒対策! お寺の門前に夜警ランプ




「ブラジル・シュウちゃんねる」



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