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2021/09/05

海外でのお寺の布教状況とは。ハワイ・ブラジル座談会 (東本願寺)

海外でのお寺の布教状況とは。ハワイ・ブラジル座談会(東本願寺)


 ブラジルの首都ブラジリアに住む、もうすぐ僧侶になる予定のタイスさんと、マリリア真宗本願寺(東本願寺)の僧侶(わたし)と妻のファビアと、ハワイのカネホ東本願寺の僧侶マルコス沢田さんと、お寺のご門徒との座談会の様子です。画面には出てきませんが奥様がZoomの捜査を行っておいででした。

 お寺の状況、現在の問題点活動状況、将来の展望などを話しています。

ハワイの開教使マルコスさんが英語、ポルトガル語、日本語で通訳をしてくださっています。

初めての試みですが、今後も定期的に続けることができたらと思っています。


数ヶ国語話せるお坊さん


今回の座談会が実現できたのは世界がインターネットで繋がっているからですが、ハワイの沢田さんが英語、ポルトガル語、日本語、そしてスペイン語も話せるマルチリンガルのスーパーお坊さんだからでもあります。彼はブラジル生まれでお父さんもブラジルで僧侶をしておいでになった方です。実は僧侶になる前は日本でプロサッカーチームに関わるお仕事をしていたというスポーツマンでもあります。昔で言うところの三蔵法師のようにいろんなことができるのです!

 その沢田さんの提案で今回の国を超えての交流が実現したのです。



インターネットの力


 Zoomは今までも何度か参加したことがありますが、今回ハワイとの座談会も遅延もなく、とてもスムースに進みました。インターネットの技術の革新的なパワーを感じました。会話がちゃんと成立するのです。ただし沢田さんの翻訳があるからですが。思うに10年後くらいにはバーチャル技術も進んで、まるでその場でお話ししているかのような環境になるのではないかと思っています。いまはまだそれに至るテスト期間なのでしょう。

言葉の壁も超えていく


 今後はリアルタイム翻訳技術が確立されるとおもいます。
今回の動画は1時間以上のものですが、半分は翻訳の時間なので、海外との会話も半分以下で済むようになるでしょう。
 ただし仏教のお話は特殊な言葉遣いが多いので、やはり沢田さんのようなスーパーお坊さんがいないと難しいと思います。私も参加してみて、ブラジル・ポルトガル語をもっと勉強したくなりましたし、英語も勉強したいと思いました。

私の曾祖父さんがいた場所


 今回お話をしてみて、ハワイのお寺の状況が島国ということでまたブラジルとは違うことがわかりました。悩みつつもみなさんおおらかだし、お寺の建物や荘厳もハワイの方が近代的なになっているようです。 これは実際に行ってみたくなりました。 私のひいおじいさんである、泉原寛海もハワイで僧侶をしていたのです。今回ネットで繋がってみて、ますます生涯に一度はハワイのお寺に行ってみたいと思いました。
ネットで繋がるから行かなくてもいいではなく、ますます行って現地の方にお会いしたくなりました。そういった意味でも今回のオンライン座談会はともいい機会になりました。

それでは動画をご覧ください。





「ブラジル・シュウちゃんねる」



Monge   Shu Izuhara 

Organização Budista "Shinshu Honganji" em Marília

R. Vinte e Quatro de Dezembro, 1587 - Alto Cafezal, Marília - SP, 17504-010


https://goo.gl/maps/9w3uc9gRdTuyDYgF6




Rev. Marcos Sawada

Kaneohe Higashi Hongwanji

45-520 Keaahala Rd. Kaneohe, HI 96744


http://kaneohe.hhbt-hi.org/





2021/09/03

ブラジルでコロナワクチン打ってきました。(動画あり)アストロゼネカ

新型コロナウイルス ワクチン ブラジル 統計情報

(リンクが機能しない場合、Googleで上記文章を貼り付けて検索すると最新情報が出てきます)



 ブラジルではもう10代の子供まで1回目のワクチン接種が進んでします。
私は1回目は6月に受けました。その時の映像です。



会場の様子


 おかげさまで、接種後の辛さもほとんどなく現在に至ります。2回目は9月になりますがたまに2回目は副作用がきついという話を聞くのでちょっと怖がっています。ともかく接種前後は特に健康に気をつけて飲酒などをせずに万全の体制で挑みたいと思っています。お仕事も前後の日に無いようにスケジュールを組みました。

 ブラジルでは接種するワクチンを選ぶことも会場を選ぶこともできませんが、日にちは都合によって変えることができるようです。

 今回はマリリア市にある国立大学で受けることになりました。大きな敷地のおかげで人混みになることもなく、待たされることもなく速やかに接種することができました。


なんと私に注射してくれた医学生はファビアのお姉さんの娘のアマンダの友人でした!おもわぬ偶然に、ついてきてくれた妻のファビアも一気にテンションが上がったようでした。


※ファビアの姪のアマンダにインフルエンザを打ってもらった回はこちら

https://youtu.be/gQyNqBnL4iQ


接種した後の感想と状態


 

 打った時も後も痛みはほとんどありませんでした。翌日少し鈍い痛みが腕にきて、二日目がちょっと体がだるかったくらいで、大きな副作用はありませんでした。2回目も体調に気をつけて臨みます。

 


ブラジルの現在の雰囲気や状態



 ワクチンの効果があらわれていて規制も緩くなり、ここマリリアの街も平静を取り戻してきています。年末に今年初旬に中止になったイベントを行うなどのアナウンスも出るくらいになっています。しかしマスク、消毒、手洗いは義務付けられていてほとんどの人が守っています。私のお寺も広さに対する人数制限が撤廃されほっとしています。お盆法要もオンラインでなく、皆で集まって手を合わせることができました。有難いことです。

 



「ブラジル・シュウちゃんねる」



参考リンク


JETRO 日本貿易信仰機構 

サンパウロ州、新型コロナ感染減で経済活動制限を緩和へ

(ブラジル)2021年07月30日


ブラジル・サンパウロ州のジョアン・ドリア知事は7月28日の記者会見で、州内の新型コロナウイルス新規感染者数や入院者数、死亡者数が大幅に減少している(注1)ことを踏まえ、8月1日から8月16日の期間は経済活動への制限を緩和すると発表した。

サンパウロ州の感染警戒レベルは現在、最も厳しい「緊急事態フェーズ」とその次に厳しい「赤(フェーズ1)」の間に位置する「移行フェーズ」にある。8月1日以降もこのフェーズは維持するが、レストランやバー、ショッピングセンターなどの商業施設は午前6時から翌日午前0時まで営業可能になる。なお、顧客が各施設に入場できる時間は午後11時まで。また、商業施設などの収容人数は現在の60%から80%に引き上げる。

続きはリンク先でどうぞ。


在サンパウロ日本国総領事館(新型コロナウイルスに関する情報)

https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/2020_covid19_info_jp.html

 「私はワクチン打ちました」という看板の前で記念撮影


2021/09/02

ブラジル、アラサツーバで起こった事件、(動画あり)重武装20人超が深夜に銀行連続襲撃 ATM爆破に人質を盾に銃撃も


まずはニュース記事と動画をご覧ください。

その後最後にアラサツーバに住んでいる私の知り合いから聞いた話と私の感想を書いています。


以下ニュース

《ブラジル》重武装20人超が深夜に銀行連続襲撃=ドローンで警察監視、ATM爆破に人質を盾に銃撃も

https://www.nikkeyshimbun.jp/2021/210831-13brasil.html

ニッケイ新聞より


 30日深夜0時過ぎ、約10台の車に分譲した20人以上の重武装した強盗団が、サンパウロ州アラサトゥーバ市中心部に立ち並ぶ銀行3軒を約2時間がかりで次々に襲い、町中がパニックに陥った。近隣住民が人質とされた上、数多くの爆破行為や銃撃戦などが行われた末、3人が死亡、5人が重傷を負う惨事となった。30日付現地サイトが報じている。

 サンパウロ州北西部の人口20万人の中核都市アラサトゥーバが恐怖に包まれた。発端はルイ・バルボーザ広場近くで、20人ほどの強盗団がサフラ、ブラジル、連邦貯蓄(CAIXA)の三つの銀行支店の現金引き落とし機(ATM)を襲ったことにあった。


犯人たちは10台の車で移動し、通りにいた人たちを捕まえて人質にし、車の屋根やボンネットに乗せて、警察からの銃撃を避ける盾代わりにした。警察によると、犯人たちはドローンを使って警察の所在や自分たちの位置を確認していたという。
 強盗団は少なくとも14カ所で爆破行為を行った。市内20カ所に40の爆発物を仕掛けたとの通報を受けた警察が特殊戦術行動グループ(Gate)を派遣し、爆発物の処理を行う一方、外出しないよう市民に警告を流した。

 この事件は事件発生直後からSNS上で話題となり、強盗たちが警察と銃撃戦を行う様子をSNSに投稿するために録画していて銃弾を浴びた住民もいた。
 住民2人と強盗団の1人が死亡。強盗3人が逮捕された。住民5人がサンタカーザ病院に運ばれ、1人はケガの治療後に退院した。だが4人は重傷で入院しており、うち3人は銃弾を浴びたが容体は安定している。もう一人、25歳の男性は自転車で走行中に爆発に巻き込まれて、両足と手の指を失う大ケガを負い、手術後も酸素吸入などを受けているという。
 犯人はなおも逃走を続けている。アラサトゥーバ市は夜が明けた後、市民感情などを考慮し、同日は市立校の授業を中止すると発表。州立校もそれにならった。
 同市では、爆発物が爆破した後の処理や、仕掛けられた爆発物処理の必要のため、商店や保健所が休業状態となった。また、同市から周辺地域へのコロナワクチンの配布も止まったため、ビリグイ市でも接種が中止された。




動画

動画

事件があったアラサツーバ市



ここからは私の聞いた話と感想です。


 アラサツーバは私が住んでいるマリリア市から車で2時間ほどの小都市で、私も何度も行き来している場所です。マリリアの方が少し大きいくらいの市なので、今回の事件は他人事ではないと思いました。
 アラサツーバ在住の友人によると、深夜12時頃に「パンパン!」という音が聞こえてきて、最初は若者が花火をあげている(ブラジルでは、サッカーの試合後によくある)のかと思ったが、なかなか終わらずしかも大きな爆発音や機関銃掃射の音らしきものが聞こえてきたので(友人は日本で自衛隊の駐屯地の近くに住んでいたので、演習の時の音に似ていたと言っています)、若者がおもちゃで兵隊ごっこをしているのか?と思った後に窓を開けて音のする方向を眺めていたら、なにやら焦げ臭い匂いをかんじたので、「マフィアの抗争かな?・・・・」くらい思っていたそうです。

 その日はそのまま就寝、翌朝近所の様子がいつもと違って静かすぎるので、何かの休日日か?と勘違いするほどだったそうです。 しかしその後ニュースや、心配の電話、連絡が来て事態を知ったそうです。
 その後の具体的な事件は上記に書いてある通りです。 私的には友人が無事でほっとしました。
 
怖かったのは、爆薬を色々なところに仕掛けた、そして実際それで両足を失い指が吹き飛んだ若者がいること。痛ましいことです。 
こういう事態が起こった時は何も触らず、避難することだと思います。

さらに事件の様子を携帯カメラで撮っていた人が撃ち殺された事実。
私もYouTubeをやっていますので、動画を撮った人の気持ちが分かります。事件が起こった時は「自分は大丈夫。だって関係ないんだから」と勘違いすることがあります。
しかし、この場合も速やかにその場から離れることに集中すべきだと思います。私自身も肝に銘じたいと思いました。 

 こう言った銀行を武装した集団が襲う事件は定期的に起こっています。今後電子マネー化がブラジルでもさらに加速すると思われます。

これ以上このような痛ましい犠牲が出ないようにと、こころから思いました。

「ブラジル・シュウちゃんねる」




2021/09/01

ブラジルのカローラクロス、ハイブリッド試乗! toyota brasil corolla cross、来年はヤリスクロスも来る!?

ブラジルのカローラクロス試乗! toyota brasil corolla cross





今回は地元マリリアのトヨタ正規販売店、その名もMiraiで試乗させてもらいました。その様子をどうぞ!


ちなみに試乗させてもらったお店はこちらです。

Av. Carlos Artêncio, nº 300, CEO: 17519-255, Bairro Centro - Marília/SP

(14) 2105-3800

(14) 98174-3345

Dias úteis: 8h às 18h Sábados: 8h às 12h


https://miraitoyota.com.br/


 実はハイブリッドに乗るのは生まれて初めてで、とてもワクワクしました。 自分では買えない値段の車なので試乗するのは遠慮していたのですが、販売店の方が「どうぞどうぞ!」と勧めてくれたので妻のファビアと乗ることにしました。


 乗ってみて思ったのは、意外と普通のガソリン車と変わらないという感想です。

他の人の電気自動車のYouTubeを見過ぎていたせいでしょうか? ハイブリッドはガソリン車と全然違う!!!!!!  と言ったような感動はありませんでした。

 運転しているうちに販売店の方が、「今はモーターだけで動いています」とか言ってくれて、「ああ、確かに静かかも?」という感じが正直な感想です。





あくまでもモーターは脇役


電度モーターはあくまでもガソリンエンジンを影で支えているという感じなんだと思いました。確かに滑り出しはいいし、燃費も良くなるし、という影の立役者なんだと感じました。 そう言った意味でエンジン車を邪魔することなく見事にモーターとハイブリッドに仕立て上げている車なのだと思います。

今回の動画では運転支援機能はほんの少しだけ試しましたが、スムースで頼りになると思いました。次回の動画ではプロのメカニカの方に付いてもらってさらに試乗を続けていますので、そちらを見てください。


来年はブラジルにもトヨタヤリスクロスが登場!

 動画内でもハッキリ販売店の方が言っていますが、来年はブラジルにもヤリスクロスが登場します。ただし、ハイブリッドが導入されるかどうかはまだ情報がないそうです。個人的にはハイブリッドが来ると睨んでいます。なぜなら来年は日産キックスのeプラスがブラジルに登場することが決まっているからです。




最後に正直な感想


 動画の中でも最後に感想を言っていますが、さらにここで正直に個人的な感想を書くと。やはりモーターでずっと駆動する日産方式のハイブリッドの方が私には魅力的です。ブラジルにも電気自動車は来ているのですが、まず値段がベラボーに高い、広大な土地を移動するにはとても無理なのです。充電施設も大都市周辺にちょっとあるだけです。ブラジルでは遅れていると言われている日本にさらに遅れて電動化が進むでしょう。
 それに比べてハイブリッドなら航続距離も十分走りますし、おそらく値段も下がってくると思われるのです。 現在はとっても高い・・・・ あと2年後には私でもハイブリッドが手に入れることができると睨んでいます。
 その際には電気自動車的な走りをする日産のeプラス方式を選ぶだろうと思っています。今回トヨタのハイブリッドを乗ってみて思った感想です。

ブラジルでの価格

 ただし、日本のカローラクロスは値段がブラジルよりだいぶ安いうえに、日本仕様で改良もされているようです。人気が出るでしょうね! さすがトヨタはツボがわかっている? 
 ちなみにここブラジルではトヨタは壊れない、安心、メンテナンス代が安いという絶大な信頼を集めていて、値段は高いのですが人気があります。
そして今回乗ったカローラクロスもよく走っています。 お金持ちが結構いるんだなーって感心しています。
ちなみに私が乗った最上位車種は195390レアル 現在の日本円で416万円もします。一番安いエンジンタイプでも151790レアルで、323万円です。
目ん玉が飛び出ます。。。。。



2021/08/31

口伝鈔 6章 ポルトガル語翻訳 原文 現代文付き note



 今日紹介するのは、私のもう一つのブログnoteに掲載しているものです。普段は日常のあまり宗教的でない話を書いていますが、私の本職はブラジルでの僧侶をしていて、毎日のYouTubeでの朝のお勤めのライブ配信の後の法話(感話)で使用するテキストをnoteというブログに掲載しています。


 notoは広告がつかずレイアウトもスッキリしていてまさにnotoとしてシェアしやすいのが特徴です。

宣伝も兼ねて今回はこちらにもシェアさせてもらいます。よかったら登録して朝のお勤めも一緒にしましょう!毎日少し読経して、親鸞聖人や仏教のお話を聞くのは生活を潤すことになります。 拙いですがポルトガル語でも話すようにしています。

https://note.com/izushu


ポルトガル語です。この翻訳は東本願寺のオフィシャルの確かなポルトガル語です。

 Capítulo 6 


Sobre o Ícone Sagrado e as Escrituras Sagradas 


Quanto a disputas entre discípulos e companheiros de busca, privando alguém do Ícone Sagrad24 e das escrituras sagradas, e advertindo contra tais coisas. 

   Uma vez quando Mestre Shinran estava presente, Shingyō Niizutsumi, proveniente da província de Hitachi25, intencionalmente discorreu contra um ponto doutrinário explicado pelo Mestre e foi excluído, sendo mandado de volta para casa. O discípulo Ren'i disse: "Sendo que Shingyō vai deixar a Irmandade e voltar para casa, devemos pedir-lhe para retornar seu Ícone Sagrado e as escrituras sagradas em sua posse, especialmente porque você assinou suas cópias do ensino sagrado como Shaku Shinran. Pergunto à Irmandade: ele vai tratar esses itens com respeito?" 

   Mestre Shinran respondeu: "Nunca devemos exigir o retorno do Ícone Sagrado ou escrituras sagradas. Especialmente porque eu não sou um professor, nem chamo ninguém de discípulo. "Somos todos discípulos do Tathagata26. Nós somos companheiros de senda. Ao refletir sobre o ato de receber o Verdadeiro Coração Confiante do Ir-nascer através do Nembutsu ela aparentemente surge dos meios hábei27 dos dois Honrados do Mundo- Shakyamuni e Amida - e não por causa da minha intervenção. "Quando surgem diferentes opiniões no mundo, a terra se enche de demandas para devolver o Ícone Sagrado e escrituras sagradas, para devolver os títulos conferidos e para restituir o Verdadeiro Coração Confiante recebido. Após a contemplação, percebe-se que tais coisas não devem ser feitas. 

   "O Ícone Sagrado e as escrituras sagradas são pretendidos como 



24 Do japonês [gohonzon], objeto de devoção. 


25 Atual Prefeitura de Ibaraki 

26 Tathagata em sânscrito, literalmente "aquele que veio" (da Verdade) 

27 Em sânscrito: [upäya] 




meios hábeis que beneficiam seres vivos. Se alguém decidir cortar laços comigo e entrar na comunidade de outra pessoa, não tenho monopólio de tais materiais. Os Ensinamentos do Tathagata fluem livremente por todo o mundo. "Mesmo que alguém não goste da forma como eu, Shinran, exprimo os Ensinamentos, então leve as escrituras sagradas para as montanhas e despeje-as por lá e os seres vivos nesse lugar certamente serão salvos por aqueles escritos, destinados a beneficiar os seres em todos os lugares. Assim, um almejado desejo de beneficiar todos os seres vivos será cumprido." 

   "Temos que entender esses itens como um tesouro pertencente aos seres comuns não iluminados e não podemos nem mesmo pensar em exigir seu retorno. Leve isso a sério”.



原文は西本願寺のサイトを利用しています。東本願寺のサイトはふりがなの確認に使っています。 お西のサイトは言葉の意味のリンクがついているので活用しやすいのです。 お東のサイトは真宗聖典に則っている点で使いやすいです。



原文


本尊と聖教 (お東には小見出し無し)

(6)

一 弟子・同行をあらそひ、本尊・聖教を奪ひとること、しかるべからざるよしの事。

 常陸の国(ひたちのくに)新堤(にいづつみ)の信楽坊、聖人[親鸞]の御前にて、法文の義理ゆゑに、仰せをもちゐまうさざるによりて、突鼻(とっぴ)にあづかりて本国に下向のきざみ、御弟子蓮位房(れんにぼう)申されていはく、「信楽房の、御門弟の儀をはなれて下国のうへは、あづけわたさるるところの本尊・聖教をめしかへさるべくや候ふらん」と。「なかんづくに、釈親鸞と外題のしたにあそばされたる聖教おほし、御門下をはなれたてまつるうへは、さだめて仰崇(ぎょうそう)の儀なからんか」と[云々]。聖人の仰せにいはく、「本尊・聖教をとりかへすこと、はなはだしかるべからざることなり。そのゆゑは親鸞は弟子一人ももたず、なにごとををしへて弟子といふべきぞや。みな如来の御弟子なればみなともに同行なり。念仏往生の信心をうることは、釈迦・弥陀二尊の御方便として発起すとみえたれば、まつたく親鸞が授けたるにあらず。当世たがひに違逆(いぎゃく)のとき、本尊・聖教をとりかへし、つくるところの房号をとりかへし、信心をとりかへすなんどいふこと、国中(こくじゅう)に繁昌(はんじょう)と[云々]、かへすがへすしかるべからず。本尊・聖教は、衆生利益の方便なれば、親鸞がむつびをすてて他の門室に入るといふとも、わたくしに自専(じせん)すべからず。如来の教法は総じて流通物(るずうもつ)なればなり。しかるに親鸞が名字ののりたるを、法師にくければ袈裟さへの風情にいとひおもふによりて、たとひかの聖教を山野にすつといふとも、そのところの有情群類、かの聖教にすくはれてことごとくその益をうべし。しからば衆生利益の本懐、そのとき満足すべし。凡夫の執(しゅう)するところの財宝のごとくに、とりかへすといふ義あるべからざるなり。よくよくこころうべし」と仰せありき。


ふりがな 東本願寺 真宗聖典検索サイト

https://shinshuseiten.higashihonganji.or.jp/contents.html?id=1&page=655



現代文はKindleで購入することができます。

以下にリンクあります。ふりがなは私が打ち直しています。



現代文


 弟子や同行を争い、本尊や聖教を奪い取ることは、よろしくないということ。

常陸(ひたち)の国新堤(にいづつみ)の信楽房が聖人(親鸞)の前で経文の意味について聖人の仰せられることを故意に用いなかったためにおとがめを受けて、本国に帰って行くとき、お弟子の蓮位房(注4)が申し上げて、「信楽房がお弟子のあつかいを離れて帰国するうえは、お渡しになった本尊と聖教はお取りかえしになられたらいかがでしょう」と言った。[そしてさらに〕「とりわけ、釈親鸞と外題の(注5)下にみずからお書きになった聖教が多いのですから、ご門下を離れます以上は、きっと崇敬の念も無いのではないでしょうか」と言った。聖人のいわれるには、


 本尊や聖教を取りかえすことは適切なことではない。そのわけは、親鸞は弟子は一人も持たない(注6)からである。なにを教えたことで弟子と言うことができるのであろうか。だれもが如来のお弟子であるから、みな共に念仏のなかまである。念仏によって浄土に生れると信ずる心がえられるのは、釈尊と阿弥陀仏のお二方がてだてとして起して下さったものである、と説かれていることだから、これはまったく親鸞が授けたのではない。今日、おたがいに意見が異なる時、本尊や聖教を取りかえし、付けてやった房号を取りかえし、信心さえも取りかえすなどということが、国じゅう到るところでさかんに行われているといわれているが、これはかえすがえす適当ではない。本尊や聖教は、生あるすべてのひとを救うためのてだてであるから、親鸞との交りを捨てて、他の門下にはいるといっても、わたしだけで独占してはならない。如来の教えは総じて世間に広がって行くものだからである。ところが、親鸞の名前が載っているものを、法師が憎いときは袈裟まで憎いといった風に、厭わしく思って、たといその聖教を野・山に棄てるとしても、そこに住むさまざまなものたちがその聖教によって救われて、すべてがその恩恵をうることだろう。そうとすれば、生あるものに恵みを与えようという仏の本意は、そのとき満たされることになろう。愚かなひとが執着するところの財宝のように、取りかえすということは、あってはならないことである。よくよくこのことを心得なければならない。と仰せられた。


同行心をひとしくし、信仰を等しくして、同じ道にいそしむもの。親鸞には弟子はない、すべては同行であり、同朋である、と説かれた。ここから、等しく同行、同朋として相互に敬愛する風が生じたのである。


本尊 崇敬の対象として観想や礼拝・讃嘆される仏。菩薩などの像、またはそれを示す名号、符号などをいう。法然の「没後起請文」によると、かれは「三尺弥陀立像」を本尊としていたことが知られる(真宗聖教全書四・五三一)。六字の名号を本尊としたかどうかは明らかでない。また絵像が礼拝の対象とされたが、絵像のうちに「摂取不捨曼陀羅(まんだら)」とよばれるものが用いられたことは 『興福寺奏状』によって知られ、これが旧仏教側の反感を呼んだものの一つであった。親鸞では名号が重視され、南無阿弥陀仏の六字、南無不可思議光如来の九字帰命尽十方無得光如来の十字が用いられたことは、かれの書によって認められる。また 『改邪鈔』第二章参照。一七三ページ。



三 

信楽 『親鷺門侶交名牒(きょうみょうちょう)』万福寺本に下総「ニヰツ」の信楽をあげている。 『吾妻鑑』元久二年十一月十五日の条にかかげる念仏行者、相馬次郎師常(もろつね)の子で、親鸞の門弟の中でも重きをなしていたが、この時の勘気(かんき)で門弟を去ったらしい。しかし覚如がさだめた二十四輩(解説参照。二五四ページ)にはその名を連ねているから、改めて門弟のなかに加えられたのかもしれない。ただ 『ロ伝鈔』は明らかに常陸(ひたち)とするが、 『交名牒(きょうみょうちょう)』その他は下総(しもうさ)とし、新堤(にいつづみ)を新地とするから、同名異人の疑いはある。また二十四輩を定めたときに、生存していたひとではない。


蓮位 親鸞に常随した弟子。 『交名牒(きょうみょうちょう)』にも「洛中」として掲げる。 『末燈鈔』には、慶信が親鸞に送った手紙に「進上聖人の御所へ蓮位御坊申させ給へ」(同二・六七六)とあって、蓮位にとりつぎをたのんでいることが知られ、蓮位もまた病中の師に代って、長文の返事を慶信に書き送っている(同二・六七七ー六八0)。このことは随侍(ずいじ)の弟子であったことをよく語っているが、蓮位はまた師より 『教行信証』を付嘱された弟子の一人で、証巻・真仏土巻がかれに与えられたことは注目される。本鈔第十三章に、蓮位の夢の記をのせる。


外題  書物の表紙に書かれた標題。法然が親鸞に付嘱した 『選択集』には、「選択本願念仏集の内題の字と、并びに南無阿弥陀仏、往生之業念仏為本と釈綽空の字」とが法然の真筆で書きしるされた( 『教行信証』後序、同二・二〇二)という。またこのとき法然の肖像が描かれているが、これにも法然は真影の銘を書き与えている。


親鷺は弟子は一人も持たない 『歎異抄』第六章参照。二七ページ。





https://amzn.to/2Vp6yP0


歎異抄・執持抄・口伝抄・改邪鈔 (東洋文庫0033) Kindle版

親鸞 (著), 石田 瑞麿 (翻訳)



以下はネットで見つけた今回の6章に登場するお弟子さん信楽房のいわれです。

ネット社会になってこういう情報も手軽に手に入れることができるのでありがたいことです。 



浄土真宗本願寺派正法寺

親鸞聖人二十四輩より

http://www.sol.dti.ne.jp/~shiraka/24hai.html



 信楽房の俗姓は、鎮守府(ちんじゅふ)(陸奥(みちのく)・出羽二国の蝦夷(えぞ)を鎮定するために置かれた役所)将軍、村岡五郎良文の流れをくみ、千葉介(ちばのすけ)常将(つねまさ)四代の孫千葉介常胤(つねたね)の嫡子(ちゃくし)、相馬(そうま)二郎師常(もろつね)の子、三郎義清(よしきよ)とあり、いわゆる武家の出である。寺伝によると、義清は当時下総(しもうさ)の太守(たいしゅ)の任をもち「にいつつみ」に住んでいたが、建暦二年(1212)関東に入った親鸞聖人が伝道に力を入れはしめた頃、義清の守り本尊薬師如来の霊告により、聖人の法を聞いて弟子となった。義清は法名を信楽と賜り、自邸を改造して一宇を創建し親鸞聖人の教えを実行した。「仮初の教えにそむく言の葉は世々の誠を諌めしもかな」と歌った信楽房は、親鸞の忠実な弟子であったに違いない。しかし、信楽房は親鸞聖人の教えに異議を唱え聖人の元を去ったが、覚如上人が父覚恵上人と共に関東に行かれたとき(1290)、信楽房と会われ、信楽房は自分の非を悔い帰参を許されている。信楽房が亡くなる一年前のことである。



 以上のような形ですが、毎日少しづつ区切って、ポルトガル語の単語の意味と原文や日本語を検証しています。ちょっとした語学の勉強にもなっています。それに言葉を伝えるということの大切さを学べます。仏教はインドから中国、そして日本へと翻訳されてきた教えです。心や精神をどう伝えていくのか? 私たちが日本語で話していても伝わらないことがあります、言語が違えば尚更ですが、その言語を学ぶと同じ日本語で話していても伝え方の勉強になります。


「ブラジル・シュウちゃんねる」


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南米佛教の先驅者 岡田英定氏 大舘誓

南米佛教の先驅者 岡田英定氏 大舘誓  昨年八月南米同行から本山へ特使 派遣を要請したのが發端となり、途に九月末に至り本山より南米開教事情視察を命ぜられた。御法主台下の特別の思召で御本尊と御消息とを下附された。尚その上南米同行から先年來御法主台下及裏方の御渡伯招請運動が起きて居た...

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